塾長ブログ
2011.08.23
加点主義と減点主義
企業は減点主義から加点主義へ変化してきた。
高度成長期は、定められた方針や作業方法を忠実に守ることが重視された。
したがい、忠実でないと点が減る「減点主義」が大勢を占めた。
一方、現代は、これまで存在しなかった製品やサービスが現れ、瞬く間に市場を制覇する時代である。
新たな発想や発明が企業の勝敗を分ける。ここで生まれたのが「加点主義」。
新しいアイデアやビジネスモデルなど、挑戦的な成果を出すと点が増える。
この様に、ビジネスや企業は変化しているが、学校の成績や入試制度は変わらず「減点主義」が大勢を占めている様だ。
例えば、数学で目から鱗が落ちる様な解法をした場合、国語で読者の心を動かす感動的な作文を行った場合、加点できないだろうか。
学校の成績、入試ともに、採点の為に、採点基準化による「減点主義」にならざるを得ないのも分かる。
でも、「独創性や新たな発見をきちんと加点してあげたい」と、私は思う。
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