塾長ブログ

2017.08.29

本日、Visionにて駿台模試

本日8/29、中3特進選抜クラスを中心としたメンバーを対象に、駿台模試(第2回公開模試)を実施した。
駿台模試は、難関高を受験する生徒を対象とした模試で、指導要領外を含む高度な応用問題が出題される。
※Visionは団体受験登録をしており、わざわざ幕張や千葉といった遠方の会場まで行かずに、当塾で駿台模試を受けることができる。

市川高校、昭和秀英、日大習志野、専大松戸などの上位私立の入試では高度な指導要領外の問題も出題されるため、公立高校に照準を合わせたVもぎでは的確な実力判定ができない。
上位私立の入試問題は文字数の多い記述型の問題も多く、出題形式の観点でも公立高校用の模試ではうまくいかない。
こうした背景から、Visionでは、県立トップ校のおさえとして上位私立を受験するメンバーは継続的に駿台模試を受け、弱点把握と改善のサイクルを実行していく。

別の視点では、トップクラスの塾生たちは、公立高校入試を想定したVもぎであれば、450点(90%)を超える点数をとる。
確かに成績としては良好だが、せっかく模試を受けたのに、間違えた問題が10%しかないということは、模試から得られる改善ポイントも少ないということだ。
それに対し、トップクラスの塾生たちにとって、駿台模試は弱点を虫眼鏡で拡大して見るようなイメージであり、弱点を深堀りして的確に改善点を発見できるというメリットがある。
実際、答案においても、大問別の偏差値など、弱点を科学的に見出すための工夫がなされている。

本年度も、これまでに「プレテスト」、「第1回公開模試」、「第2回公開模試」と受けてきた。
答案が返ってきたら、私を含む講師陣が結果を分析し、具体的な改善策を追記した上で返却をしている。
一人ひとりの状況に合わせて最適化された改善策をしっかり実行し、科学的に成績を上げていこう。