塾長ブログ

2011.08.23

千葉県の入試問題(英語)

千葉県公立高校の入試問題は、全国的に見ても難しい方だと思う。
今回は、英語の入試問題について。

英語の入試問題は、20%がリスニング、残り80%の大半が長文問題、または長文に絡めた問題である。

千葉市のある塾で教えた時、生徒から次の様な言葉を良く耳にした。

 「あっ、長文。無理。」

問題の項目には、長文を読み込まなくても解ける文法、熟語、英作文の問題も含まれているし、中には基本レベルの問題もある。

でも、生徒は、問題の体裁が長文というだけで拒絶する。

なぜか?

公立中学で英語を勉強する過程で、入試問題に相当するボリュームの長文を読む機会は、ほとんどない。
更に、実は、多くの塾は文法中心の指導を行っていて、長文に触れる時間が短い。

中3になって、いきなり入試問題級の長文を読めと言われても吐き気がするだろう。
中1の初めから、徐々に長文に慣れていける様に指導していきたい。