塾長ブログ
定期テストで学年10位以内に入るには
2月に入り、定期テストのシーズンになった。
2月の定期テストは学年末試験と呼ばれることもある。
これまでの定期テストと比べて、範囲が広く、通知表の年間評定への影響が大きいことが多い。
定期テストの学年順位で、学年1〜10位を達成する塾生と、11位〜20位に留まる塾生は何が違うのだろう。
Visionでは定期テストの都度、塾生から振り返りの結果を提出してもらい、一人ひとりに学習アドバイスをしている。
その中で学年1〜10位の塾生と、11位〜20位の塾生間に、何らかの因子が見つからないかと考察を続けている。
もちろん、定期テストの問題の内容や出所、難易度、得点分布は毎回異なるので、いつも同じ因子であるとは言えない。
ただ、安定的に学年1〜5位を達成している塾生に絞り込んで考察すると、共通点として次の点が挙げられる。
これらを実行できれば、多少何かあったとしても、学年10位以内は達成できるだろう。
■単元テストが高得点
日頃、Visionでは単元の節目で習得度を確認するための単元テストを行っている。
安定的に学年1〜5位を達成している塾生は、ほとんどの単元テストの得点が90点以上と高得点である。
Visionで行う単元テストで一旦仕上げを行っていることが、定期試験の網羅的な得点につながるのだろう。
■Vision提供の問題集も実施
学校のワークを仕上げるだけでなく、Vision提供の(1)教科書準拠の問題集、(2)オリジナル対策冊子も行っている。
多くの問題パターンを経験することが、差がつく問題を得点する力につながっているのだろう。
■自律と考動
安定的に学年1〜5位を達成している塾生は、自ら自己分析を行って改善点を見い出し、実行することができる。
誰かにやらされている感はなく、自分自身のために考動していて、時にそのプロセスを楽しんでいるようにも見える。
この感情が探究心や成長意欲を増幅させているのだろう。
これらの三点が互いに作用し合い、プラスのスパイラルを生み出しているように感じる。
逆に言えば、上記三点のどれかを実現できたら、それが他の二点の実現につながる可能性が高い。
どれから実現していくと良いか、塾生一人ひとりの個性や現状を踏まえ促進していきたい。