塾長ブログ

2017.06.28

中2=差が開く学年

中学校への入学はついこの前にように思いますが、はや1年が過ぎました。
中2は2つの観点で学力の差が開く学年となります。

■難易度がアップ 中2で学ぶ内容は、中1よりも難易度が増します。連立方程式、1次関数、図形の証明問題など、高校受験でも重要な単元がずらりと並び、中1で学んだ知識にひとまわり難しい皮をかぶせた内容となります。仮にこれまでは楽勝だったとしても、中2からは勉強しないと習得できない生徒が急増し、やるかやらないかの差が広がる訳です。

■時間の制約 部活動では、総体が終わると中3生が引退し、中2生が主役となります。これまでにも増して、部活動を推進し、リードしていく立場になると共に、大会への出場頻度も上がり、練習量も増加する場面が多くなります。体力と気力の両面できつい状況となり、だからこそ、きちんと勉強と両立できる生徒は成績が上がり、そうでない生徒は成績が下がっていきます。結果、成績の差は、中1の時よりも大きく開いてきます。

中学生になりたての頃の初心に返り、「時間」を大切にして、努力を続けていきましょう。