塾長ブログ
電話帳(全国入試問題) 〜日本地図の塗り絵が進んできたね〜
夏期講習が始まってはや3週間、夏休みも間もなく中間地点になる。
特に、中3は、中3としての勉強と、1年にさかのぼっての受験勉強の1周目の両方を8月末に終わるべく、猛烈な勢いで進んでいる。
そのような中、夏休みの期間に入ると同時に、「全国高校入試問題正解」、通称「電話帳」もスタートした。
47都道府県の昨年の入試問題をすべて解くことによって、実戦力を磨くとともに、問題の傾向をつかむことができる。
まだ中3で習うことを完了していないので数学はやりづらい面があるが、国語は既に解けるし、英語は関係代名詞まで習得済なので、ほぼすべて解くことができる。また、社会や理科は習った単元かどうかを簡単に判断できるので、数学以外はどんどん進められる。
Visionでは、塾内に中3生一人ずつ日本地図を貼っていて、1教科終わったらその都道府県を縁ち取り、5教科完了したら塗りつぶす。
最初に千葉県からやるように指示したので、全員、とりあえず千葉県は縁取りがしてある。
その後は言うと、関東近県から始める生徒、大きくて目立つ北海道から始める生徒(北方領土まできれいに縁取りがしてある)、一県ずつ違う色で塗る生徒など、さまざまだ。
さて、これがどのくらいの量かと言うと、以下のような計算になる。
教科数=47都道府県×5教科=235教科
期間=5か月(8〜12月)
つまり、
47教科/月 = 1.5教科/日
ただ、9月から学校が始まるので、8月中にできるだけ貯金しておいた方が良い。したがって、8月中は2教科/日くらい進めるよう指示してある。おおよそ、2時間/日は電話帳を行うことになる。
8月末には、全235教科中、ぜひ47〜60教科(20〜25%)まで進めて欲しい。
12月に47都道府県すべてが完了した時、圧倒的な実戦力を身につけることができる。また、努力して業を成し遂げたこと自体が、社会人になってからも生涯役立つ貴重な経験になるだろう。
入試まであと7か月。
人生の節目に悔いを残さぬよう、全力投球しよう。