塾長ブログ

2012.04.22

本当の友達とは?

少し前に中3生のお母様からいただいた連絡の中で、塾生同士で励まし合いながら勉強に取り組んでいるというお話があった。

中3になると、数学や理科をはじめ、勉強する内容が難しくなる。
更に、中3としての新たな勉強と、中1に戻っての受験勉強を並行してしなければならないから、時間的にもハードだ。
特に、夏休み前までは部活動もピークを迎えるから、一層厳しい。
こういった時に励まし合える友達こそ、本当の友達だろう。

友達は、前進型と後退型の2種類に大別できそうだ。

前進型は、「どうすれば良くなるか」を相談する友達。自分が良くない状況や結果にある時に、現状の不満でなく、自分に何ができるか、どうしたら良くなるかを話す。お互いへの思いが強ければ、時に苦言になることもあるだろうが、成長につながっていく。

後退型は、「不平・不満・悪口」を話す友達。お互いに甘えを肯定し合って、うまくいかないのは他人のせいだと同調する。あくまで、原因は他人にあり、自分に責はないと考える。本質から目をそむけるから、表面的には居心地がいいが、そこに成長はない。

・自分に指摘をしてくれる友達を大切にしているか。
・自分は友達に「どうすれば良くなるか」を話しているか。
・(他人のせいにせず)自分に何ができるかを考えているか。

本当に大切な友達は誰なのか、もう一度、胸に手を当てて考えてみようよ。