塾長ブログ
2012.03.31
努力に勝る天才無し 〜努力できるということも実力のうち〜
「努力に勝る天才無し。」という、ことわざがある。
中学生に教えていると、つくづくそう思う。
Aくんは、授業中は教えられたことを即座に理解し、テキパキと問題を解く。どう見ても、地頭がいい。きっと、同じことを勉強するにも、人の5倍以上のスピードで習得できるだろう。
Bくんは、授業中になかなか理解が進まない。問題も時間内に解くことができない。同じことを勉強するのに、人の3倍くらい時間がかかりそう。
で、毎回行う小テストの結果を見ると、Bくんの勝ち。
そりゃそうだよね。Bくんは、毎日毎日繰り返し勉強しないといけないことを知っていて、それを素直にやってるんだから。
俵万智さんの名言に「努力できるということも実力のうち。」というのがある。本当にその通りだ。
逆に言うとね、いくら地頭が良くても、努力できないってことは、大事な実力が欠けてるんだよ。
授業なんて簡単だもんね、俺って頭いいかも、問題解くの速いよ、とか思う君、赤信号かもよ。
宮本武蔵、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。」
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