塾長ブログ

2012.01.06

ご家庭で進路の会話を 〜生徒のやる気と家族の絆〜

明日、明後日と、当塾では千葉県統一テストを実施する。
当塾が2011年9月に開校して以来、塾として模試を受けるのは初めてである。
以前、別の塾で模試を受けたことのある生徒は別にして、大半の塾生にとっては初めての模試で、初めて偏差値を見ることになる。

この模試では4校の合格判定ができるが、現実として、中1の女子生徒に「どんな高校に行きたい?」と聞けば、「制服がかわいいところ」といった感じの回答である。
間もなく中3になる生徒でも、はっきりと志望校を描いている生徒はほとんどいない。

模試は良い機会になるので、塾生の保護者様には年内に「ぜひご家族で、将来の進路や志望校について色々なお話や相談をして頂きたい。」と連絡を入れた。
結果として、「まだ何の仕事をしたいか決められないから、決めた時のために勉強しておこう。」という結論が多いと思われるが、私はそれで良いと思う。
将来の夢や、それを実現するための高校受験といった考え方自体が、子供たちのやる気と前向きな姿勢につながるし、そういった会話が家族の絆を強める一端にもなると思うから。

今回の模試について、塾生には「スタート地点をはっきりしよう。」と言ってある。
今の時期はまだ、現時点の自分の実力と弱点を把握して、今後の糧とすることの方が大事だ。

今日は模試に先だって塾内テスト。
塾生は連日のテストで大変だと思うが、模試やテストに向けてきちんと勉強・準備するという習慣を作る意味でも、全力で臨んで欲しい。