塾長ブログ
2019.06.18
個を知り、個を導く。
5月に六中と下貝塚中で行われた定期試験について、アドバイスを記入した定期試験シートを塾生に返却し始めた。
今月下旬に行われる定期試験に向けて、次回改善点を実行していこう。
さて、Visionでは、定期試験の結果が出たら、得点、学年順位、次回改善点などを記入する定期試験シートを、塾生全員に提出してもらう。
そこには、保護者の皆様からの総評も書いてあり、それを通して家庭での学習状況や悩みなどもつかむことができる。
私は、塾生一人ひとりの定期試験シートの内容を確認し、日頃の授業中の様子なども考慮して、一人ずつ学習アドバイスを記載していく。
精神論ではなく、何をどのように学ぶと良いのかを中心に、「直ちに行動できる」アドバイスにするように心がけている。
社会の暗記が苦手な塾生から、数学の応用問題が苦手な塾生まで、強み/弱みは十人十色。
しかも、時の経過とともに変化していく。
したがって、「一人ひとり」を「常に」見ていることが必要となる。
そのためには、書類で得られるデジタルな文字情報や数値情報は、必要だが、それだけでは不十分だ。
成績を上げるための真剣な対話から、塾生との何気ない会話、塾生の仕草や表情、授業後の世間話まで、アナログで生のやり取りの中にこそ本質がある。
進学塾という存在は、一義的に塾生の成績向上と志望校合格が核である。
そのためには、塾生一人ひとり、個の理解が必須だ。
塾生一人ひとり、個を知り、個を導く。
創業時から変わらぬ行動価値観を、今後も貫く。
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