塾長ブログ

2022.08.06

県立船橋生(卒業生)の来訪

8月4日(木)、昨年度、県立船橋高校に進学したVisionの卒業生10名のうち、8名が来塾して、現在の中3生にいろいろな話をしてくれた。
大雨と雷の中、来塾してくれたことに感謝!

8名それぞれが、県立船橋高校に進学して良かったと思うことや、学習アドバイスなどを話しくれた。
以下、8名が話してくれたことを抜粋で書いてみる。

■ 県立船橋高校に進学して良かったこと
とにかく、その話しっぷりから、「船橋愛」を感じる。

1.生徒同士の支え合い
周りの生徒が優秀で何か必ず得意な教科を持っているので、分からない時に質問・相談することで解決できる。
授業が終わった後、休み時間に、分からないところを生徒同士で相談し解決したりしている。

2.バランス
勉強ばかりでなく、勉強も、部活動も、遊びも、バランスのとれた生徒が多い。
実際、今回来塾の8名も、2つの部活動を兼部している生徒が多かった。

3.授業の質
教科書に載っていないような豊富な知識を授業で教えてもらえるので、自分の知らない新しい知識を得ることができ、授業に飽きたことがない。

4.質問をする文化
生徒たちみんなが探究心や好奇心を強く持っていて、授業が終わった後に先生に質問をしにいくことは、ごく当たり前の行動。
先生たちも丁寧に教えてくれる。

■ 中3生への学習アドバイス
塾の課題を完全に行うことが最優先、加えて、上位私立対策でハイレベルな知識や解法を身につけること、電話帳で解けない問題を解けるようにすることが大切だと語っていた。

1.塾の課題を完全に
Visionの課題をきちんと行えば合格できると分かっているのだから、それを完全に行うことが一番大事。

2.上位私立高校対策での学習を大切に
口をそろえて言っていたこととして、毎年、秋から行う上位私立対策講座では高校レベルの知識を活用して解く高度な問題の解法を身につけていくのだが、これが高校進学後の貯金になっているとのこと。
高校で授業を受けた時に、すでに知っている知識や解法があり、それが習得のしやすさにつながっていると言っていた。
上位私立対策講座で学ぶ内容は難易度が高く、一見「ここまでは不要では?」と思うかも知れないが、それが高校進学後にとても役立つのでしっかり学んで欲しいと語っていた。

3.分からない所は質問
すでに全国高校入試問題正解(電話帳)を始めていると思うが、問題を解くこと自体に価値がある訳ではない。
解けなかった問題を解けるようにすることに意味があるから、分からない所は「質問用紙」を活用してどんどん質問すると良い。
国語の作文や英作文は、添削してもらわないと書けるようにならないから、「添削用紙」を利用して添削を依頼すると良いと言っていた。

■ 応援メッセージ
夏休みは大切だと分かっていても、受験本番までまだ半年くらいあるので、なかなか気持ちの持ちようが難しい時期だろう。
でも、夏休みの努力の先に合格があるので、ここをしっかりがんばることが大切。
特に、国数英は、成績が上がるのに時間がかかるから、夏休みは重点的に学習しておくとよいと言っている卒業生もいた。
また、県立船橋高校に合格したら、ぜひ一緒に部活動をしようと、8名のほとんどが話をしていた。

〜最後に〜
たった1年だけ上の先輩、同じ中学校の先輩、同じ部活動の先輩、そしてVisionで学んだ先輩、もっとも身近と言える先輩たちからの話は最高のギフトだ。
中3生が、目をキラキラさせながら、真剣に聞き入っている様子が印象的だった。
こうした先輩たちとの近さは、地域密着の塾ならではのことだろうと感じた。
コロナ禍において日々懸命に受験勉強をしている中3生にとって、ちょっとしたサプライズになったのではないかと思う。
(私自身はと言えば、卒業生が成長した姿に、涙をこらえるのが大変だった・・・)

中3生よ、「先輩」からのアドバイスをしっかり実行して、県立船橋高校の合格をつかみ、彼ら・彼女らの「後輩」になろう!
そして、来年は、みんなの番だ。
次の中3生に、県立船橋高校のいろいろな話や学習アドバイスをしてあげよう。