目下、春期講習中だが、並行して新中３の三者面談を行っている。
この三者面談の目的は次の２つだ。
1.受験方針の確認
2.中３前半の学習重点テーマ

1.受験方針の確認
受験方針は、公立第一志望、私立の大学附属系第一志望など、塾生によって考え方が異なる。
また、志望する高校を検討する「軸」として、大学合格実績、部活動、設備、共学/男子校・女子校など、何を重視するかも塾生によって異なる。
一人ひとり面談を行って受験方針を共有しておくことが、塾生一人ひとりにとって最適な受験戦略の策定につながる。
今は受験校を決める時期ではなく、候補となる高校の情報を広めに集めておくことが大切だ。

正直、この時期、新中３生で“受験モード”になっている塾生はあまりいないだろうと思う。
高校のことを知ることを通して、徐々に高校受験が自分自身のものとなっていく。
自分でホームページなどで情報を集め、高校受験を身近なものにしていこう。

2.中３前半の学習重点テーマ
入試は５教科の合計点で決まる。
加えて、県立船橋といった県立トップ高に合格するには、概ね85%以上とる必要がある。
そして、85%正解するとなると、大きく足を引っ張る教科があると難しくなってくる。
例えば、国語で50点しかとれないと、残り４教科合計で25点しか落とせなくなる。
三者面談で、塾生一人ひとりの強み・弱みを踏まえた前半期の学習アドバイスを行っている。
５教科合計で最高となれるように取り組んでいこう。

受験は自分自身のためだと、自分自身のこととして捉える塾生は成功する。

自分の将来はどうありたいか、自分はどうしたいのか、そのために自分は何をしなければならないのか。
自分のあるべきを考え、自分の人生を、自分が設計し、自分が進んでいく。
そうした人生を送って欲しいなと思う。