塾長ブログ

2023.07.07

ハイレベル数学)円

今日は、中3特進選抜クラスで、ハイレベル数学の授業を行った。
中3単元の「円」の学習が終わる直前にあり、ハイレベル数学では「円」をテーマとした応用問題の演習を行った。

図形の学習を行う時は、その問題だけを解けるようにしても、解ける問題はなかなか広がらない。
例えば、アルハゼンの定理を学ぶなら、少なくともメネラウスの定理や方べきの定理などとセットで学習し、角度と長さの計算の両方への拡張性を学びとると良い。
また、別の例では、三角形を頂点を中心に回転移動すると、そこに同じ円周上にある4点が生まれる。
こうした性質やパターンを頭に入れておくと、図形の問題の得点力が増していく。

図形の問題を解くとき、出題されている内容とは別に、何か別の図形的性質や特別な図形が隠れていないか、思考をめぐらすようにしよう。
Visionのハイレベル数学では、こうした拡張性を網羅的にまとめて指導を行うが、日頃の家庭学習でも常に意識すると効果が高まる。

高校受験の数学は図形で差がつく。
図形を武器にして、受験を有利に進めていこう。