塾長ブログ

2011.08.08

「個別指導」と「集団授業」

塾には「個別指導」と「集団授業」があります。

次の様な強みを持つ(ことになっている?)「個別指導」が、ここ5年〜10年で爆発的に増えました。
 ・生徒一人ひとりを把握した、きめ細やかな指導。
 ・家庭教師的な指導を、家庭教師よりは安く受講可能。
 ・マンツーマンなので、生徒は授業中さぼれない。
 ・生徒はいつでも質問可能。

ゆとり教育による学力低下が、拍車をかけたのでしょうか。

しかし、以下の様な理由から、「できる子」には「集団授業」の方が良い様です。
 ・ライバルと切磋琢磨し合える。
 ・ライバルだからこそ、励まし合える。
 ・勉強のペースに甘えが許されない。
 ・授業料が「個別指導」よりも安い。

実際、最近は生徒が「集団授業」へ戻っていると耳にします。
それも、大手ではなく、塾長が生徒一人ひとりを直接指導する個人塾へ。

30年前の塾産業の導入期に回帰するのかも知れませんね。