塾長ブログ

2018.07.20

夏期講習~中3、受験の天王山~

今日は小・中学校の終業式。
午後から、夏期講習がスタートする。

中3生にとって、夏休みは受験の天王山。
Vision生は、以下の取り組みを行っていく。

■中学で学ぶ全単元の完了
5教科すべてについて、中学校で学ぶすべての単元を8月末で完了する。
最後の単元である数学の三平方の定理、理科の天体・宇宙、社会の公民を含むすべてだ。
これにより、9月から本番までの6か月間、入試問題そのものによる総合演習を行う準備が整う。

■中1・2振り返り学習の1周目を完了
3月から行っている5教科の振り返り学習も、8月末で一周目を完了する。
これにより基本が固まり、9月からの総合演習では、多くの応用問題に取り組む土台ができあがる。

■電話帳演習
すでに今月初旬から、「全国高校入試問題正解(通称、電話帳)」を始めている。
例年通り、最新(昨年度)の全国の入試問題(5教科)を、12月中旬までに完了するプランで進める。
夏休みの間も、授業で行ったり、自宅学習で行ったりと、毎日行い本物を解く訓練を行っていく。
入試問題は年々進化しているので、Visionは毎年、最新(昨年度)の入試問題を使用する。
これにより、我々だけでなく、塾生自身も、問題のトレンドを肌で感じることができる。
講師陣は毎年問題を解いて準備しなければならないので大変だが、Visionの講師陣はそれを通して学力の維持・向上を実現している。
正社員のプロ講師しかいないVisionならではのワン・シーンだ。

■記述力の強化
千葉県の公立入試では、500点中、100点以上が記述式の問題である。
英語の英作文、国語の作文や記述式問題、数学の証明問題など、自分では正誤を判断しにくい問題が多々ある。
Visionには「質問・添削依頼票」があり、質問対応に加え、講師が添削を行って細やかな指導を行うシステムを整えている。
積極的に活用して、記述力を磨いていこう。

■塾生ごとの重点テーマ
今月中旬に行った三者面談で、個々の夏休みの重点テーマを設定した。
一人ひとりの現状分析から見出した重点テーマであり、これをしっかり行っていこう。

■英単語・漢字・重要語句
中学で習得すべき英単語と漢字、社会の重要語句を、定期的なテストを通して精力的に覚えていこう。
遅れている塾生や途中入塾の塾生は、ここが挽回のチャンスだ。

これらの事項を漏れなく計画的に実行するために、中3生には日割の学習スケジュール表を配布している。
毎日、完了したら二重線で消すなどして、完了の割合が目に見えるようにすると良い。
こうした視覚化がちょっとした達成感につながり、次のやる気を生み出す。

8月下旬のVもぎや駿台模試で最高の結果を得られるよう、寸暇を惜しみ、一日一日を大切に過ごしていこう。