塾長ブログ
小学生のうちに身につけたい“3つの習慣”
小学生のうちに身につけたい“3つの習慣”
〜勉強する習慣、考える習慣、自己管理の習慣〜
小学6年生は、あと6か月で中学校へ進学することになる。中学校へ入学してから高校入試までの3年間はあっと言う間に過ぎていく。後であわてたり、後悔したりしないよう、中学生になるまでに“3つの習慣”を身につけ、好スタートを切って欲しいと思う。
■勉強する習慣
数学や英語は積み重ねの学問で、先に習ったことを利用して、次の単元を学習する。したがって、新たに学ぶこと1つ1つを漏らさず、その時その時に習得していくことが必要だ。そのためには、毎日勉強する習慣、とにかく毎日コツコツと勉強することが大切。Vision進学塾の塾生を見ていても、やはりコツコツと毎日努力する生徒が学年のトップクラスになっている。中学生になると部活動などで自由になる時間が少なくなる。そうなってから習慣を作るのは大変だ。小学生のうちに、「勉強する習慣」を作っておこう。
■考える習慣
小学生の勉強と比べて、中学校で学ぶ内容は難易度が上がるとともに、応用力によって差がつきやすくなる。実際、平成25年度前期の千葉県公立入試の数学では、正答率10%未満の問題が24点分出題された。言い換えれば、問題のおよそ4分の1は正答率が10%未満だったという訳だ。
基本だけでなく、これらの応用問題も解けるようになるためには、「考える習慣」が不可欠。問題を見た瞬間に式が浮かぶ問題だけでなく、じっくりと考えなければ解けない問題に小学生のうちから挑戦して欲しいと思う。考えて、考えて、考え抜いて問題が解けた時の喜びはひとしお。この喜びを「考える習慣」につなげていこう。
■自己管理の習慣
千葉県公立入試では、主に当日の学力検査の得点と内申点で合否が判定される。内申点は、中学1年生から3年生までの3年分×9教科で、通知表の評点が中心となる。通知表の評点は、定期試験の得点だけでなく、授業に対する姿勢や態度や提出物などの状況を含む総合点。中学生になるまでに、自分にとって最適な自己管理の方法を築いておこう。
勉強する習慣、考える習慣、自己管理の習慣。中学生になるまでに “3つの習慣”を身につけ、中学校で一歩先を行く好スタートを切ろう。