塾長ブログ

2024.04.20

自律型PDCAへの挑戦

4月のはじめに受けた模試の結果が返ってきた。
中1から中3まで、塾生一人ひとり、弱点対策のための課題を設定する。
模試の都度行っている恒例のイベントで、模試を契機としたPDCAサイクルを実現する上で大切にしている。
課題を設定するだけでなく、その完了までフォローし、次の模試で改善状況を確認するサイクルで、継続的な学力の向上を図っている。

あるべきは、塾生自身が模試の結果を自ら分析して、自ら課題を設定して、自ら実行する、だろう。
しかし、今のところ、成績上位の塾生が多く集うVisionであっても、それはなかなか難しい。
自分の弱点を肯定するところに壁があるのかも知れない。

本年度の一つの挑戦として、中3生は自分で行うべき課題を考えた上で、講師陣と相談して決定するというプロセスを導入しようと考えている。
自律型PDCAサイクルへの転換だ。
最初はできないかも知れないが、何度か繰り返すうちにできるようになるだろうと信じている。
それは受験に向けた取り組みを、自律的に行う力となる。
ひいては、社会人になってから必須となる自ら考え行動する力の源泉となるだろう。

Visionでの経験が将来に渡って役立つよう、長期的な視点と広い視野をもって指導していきたい。