塾長ブログ

2020.06.01

教室での授業再開

今日は6月1日。
本日より、教室での授業が再開となる。

長期間に渡って学校もなく、部活動もなく、自宅から出ることなく過ごしてきたことで、気持ちが下がってしまっている塾生も少なくないだろう。
当面、授業が再開しても友達同士の会話は無しとなるが、授業を通して再び「学ぶ楽しさ」を感じてもらい、それを活力につなげてもらえたらと思う。
塾生を元気づけ、勇気づけられるよう、明るさと笑顔をもって塾生と接していきたい。

別の観点だが、生徒たちは約3ヶ月、自宅でゆったりと時間を過ごしてきた。
学習時間の制約もないため、学習のスピードを意識する必要性は低く、「スピード」が低下している可能性が高い。
学校や部活動が本格的に再開すれば、学習に充てることのできる時間は制約されてくるのだから、それまでに元々持ち合わせていた「スピード」を取り戻そう。
塾の授業でも、ノートをとったり、問題を解いたりする時に「何分で」と指示するなど、意図的に「スピード」を意識させていく。

やっと塾生たちに会える。
その表情や、ちょっとした仕草の中に、感情が現れる。
再開できることに感謝し、人対人の温かさや信頼を大切にしていきたい。

補足)
再開に当たっては、一部屋の席数を減らしたり、講師はフェイスシールドを着用するなど、新型コロナウイルスの感染拡大防止の追加対策を行うことにした。
また、虫が飛来する夏場に窓を開けて換気を行うため、窓のサイズに合わせた網戸を手作りで用意するなど、講師陣の多大な協力に感謝したい。